★アイリッシュ・ウルフハウンドのご紹介★

アイリッシュ・ウルフハウンド ランディ フィンリー


アイリッシュ・ウルフハウンド(以下IWH)は、紀元前からケルト人によって
飼われていた古代犬種のひとつで、その名の通りオオカミ狩りの猟犬として
活躍しました。

オオカミより足が速く、なおかつ単独でオオカミを倒せる唯一の犬種と されています。
また、火器出現以前の戦場においては、敵の騎兵を馬の鞍から引き摺り下ろす
戦闘犬としても使用されたそうです。

ケルトの族長たちの間では、IWHを貴重な贈り物として遣り取りする習慣が
あったそうですが、中世から近世にかけてのヨーロッパの王族の間でも 非常に
人気があったので、アイルランドから各国へ数多くのIWHが輸出されていました。

そのためか、この犬種にまつわる数多くの伝説が各地に残されています。

その後アイルランドのオオカミが絶滅したことに加え、19世紀に全土を襲った
大飢饉の影響もあって、19世紀の半ばには絶滅寸前になってしまいましたが、スコットランド出身の軍人、
ジョージ・オーガスタス・グラハム陸軍大尉ら熱心な愛好家の努力によって復活しました。

とはいえ、非常に数の少ない犬種に変わりはなく、現在、本国アイルランドでも200頭程度、
日本には100頭ほどしかいません。

人に対しても、またワンコに対しても寛容かつ友好的で「ジェントル・ジャイアント」と評される
この巨大にして優美な犬種の素晴らしさを、もっと多くの方に知っていただきたいものです♪




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